こちらでは春夏秋冬の人気のお花をご紹介いたします。どうぞご参考になさってください。
始めに知っておいていただきたいことは、周年(1年中花市場に並ぶ花のとこで、野菜で言うなら夏野菜のきゅうりやトマトは冬でも店頭に並びます。それと同じことです。)として花市場に並ぶお花がたくさんあることです。野菜の「旬」と言われるのと同じように、開花の時期に出回る花は比較的安価で購入できます。時期外れの花は高価ということになります。
(周年)
バラ【春・秋】、ガーベラ【春】、カスミソウ【春】
カーネーション【春】、ユリ【夏】、
トルコギキョウ【夏】、デンファレ、キク【冬】
ご注文を頂く時に、時期外れの花材は入手困難で仕入れができないこともございます。どうしてもこだわりたい花があるときは、開花時期をチェックされるとよいでしょう。また、最近はアーティフィシャルフラワー(造花)が非常に進化しております。見た目はほとんど生花と同じような質感で、とげ・葉脈などが精巧に制作されており見極め困難なアーティフィシャルフラワーが多く製造されております。それに伴い生花とミックスした花束やアレンジメントも制作されるようになりました。従来の造花とはかけ離れたクオリティで、花業界に新風を巻き起こしております。どうぞ、お知りおきください。
スウィートピー、チューリップ、スイセン、フリージアラナンキュラスなど、春らしい可愛い色味の花がメインです。
(スウィートピー)
斑入りのものや、ブラウンやピンクと白2色のグラデーションなど豊富な配色に目を奪われます。甘い香りと一緒にシルクのような優しい花びらが多くの女性に好まれています。スウィートピーだけの花束がおすすめです。
(チューリップ)
今やバラやダリアと見間違えるような花弁の多いものがにんきです。また、スタンダードと言われる1本の茎に1つの花ではなく、スプレー咲と言われるものが変わったところでキュートです。1本の茎から枝分かれして、数輪の花がついています。ボリュームもあるので、1本だけでもご満足いただけます。
ヒマワリ、キキョウ、クレマチス、アジサイ、などが思い浮かびます。直射日光を受けて元気に育つ南国の花というイメージですが、実際は初夏は梅雨の時期ですし、ジメジメした湿地や半日陰を好む花もあります。また、切り花として広く流通しているあじさいやヒマワリに比べると、キキョウやクレマチスはあるにはありますが花壇で楽しむ花という感が強いと思います。
(ヒマワリ)
元気の出る色としても代表的といえます。花市場では、ヒマワリの種類だけでも数種類がいつも並んでいます。一番オーソドックスな真ん中が茶色で花びらがオレンジ色のものから、ゴッホが描いたと言われる芯中心まで黄色のヒマワリ、明るいレモン色やブラウン・赤茶色のヒマワリもあります。一緒に使う花との色彩を考えて選ぶことが必要です。水揚げがあまりよくないので、長い茎のまま飾るのは長持ちしません。短くカットしてバスケットアレンジメントに適しています。
(アジサイ)
初夏に咲きます。原産国は日本という、知る人ぞ知る花です。この時期になると結構あちこちの庭のアジサイが大きくたくさん花を咲かせているのをみます。それぐらい育てやすいということです。切り花のアジサイはシーズン中でも高価で水が下がりやすいのが難点です。好きな方は、是非苗を買ってご自宅で育ててみてください。また、秋色あじさいとしても人気が高く、秋には独特の色に変化したアジサイはシーズンの2倍ぐらいの高値で取引されています。上手くいくとドライフラワーとしても長く楽しんでいただけるものです。ドライのアジサイリースを飾ってみるのも面白いです。
コスモス、ダリア、ケイトウ、バラ、リンドウ、シュウメイキク、ワレモコウなどがあります。黄色、オレンジ色、赤茶色と言えば、最近大流行の「ハロウィン」色と言えます。秋の花を集めるとハロウィンのアレンジメントが完成すると言っても過言ではありません。
(コスモス)
色とりどりの花を咲かせるコスモス畑を想像される方も多いことでしょう。
育てやすい花ですが、アレンジとしてはあまりお勧めではありません。花びらがすぐにしぼんでしまいます。しかし、花市場に並ぶコスモスは茎や枝分かれが太くしっかりとしたもので、比較的花持ちがよいと思います。コスモスだけで作る、ゆらゆら揺れる可愛い花束なんていいですね。
(ダリア)
インパクトのある大きいダリアに「黒蝶」があります。名前の通り黒に近い赤色が特徴です。一本でも手のひらサイズの大きさが一般的です。以前、お父様の還暦のお祝いに黒蝶だけの花束を組んでプレゼントされた生徒さんがおられました。
ポインセチア、シクラメン、葉ボタン、キクなど。
クリスマスやお正月といった、花の需要が多い時期ですが、どんどん寒くなる時期でもあります。花にとって必要な日光が乏しく生育が進みません。生産者の方は、温室で温度管理に膨大な費用をかけて育てると聞いています。必然的に花の値段は高くなります。
花屋あるある話です。クリスマス前には、赤い花が高騰します。クリスマスは赤(イエスが流した血)緑(平和)白(純潔)などが人気の色です。そして、お正月は紅白の花がお祝いごととして需要がたかまります。日本では、縁起物として南天(難が転じる)、千両(福)、牡丹(紅白)、水仙(最初の芽吹き)、万年青(永遠)、菊(高潔)、薔薇(長生き)が一般的に飾られています。
(ポインセチア)
赤い花に見えているところは花ではありません。真ん中の黄色い部分が花です。メキシコ原産、マダガスカルの国花です。最近では品種改良が進み、黄色やピンクのものもあります。赤と緑の組み合わせはまさにクリスマス近しという感があり、つい買いたくなります。ほとんどが鉢植えで、切り花には適していません。また、一般に出回っている園芸品種は寒さに弱く、通年室内で育てましょう。10度以上を保ち、乾燥気味にして、日光によく当ててください。
(菊)マム
日本の国花です。高貴なイメージがするとともに、使われる用途がお正月や葬儀のときなので、あまりアレンジメントには向かない花のように思われますが、ヨーロッパでは、花束や結婚式のブーケなどにも使われる人気の花です。近年では品種改良が進み、大きいものや、多彩な色のものが人気です。ピンポンマムと言われるピンポン球のようなキクは、アレンジメントの中で雪だるまに変身させることができます。